歯周病は、最初から痛みが強く出たり急にはれたり、または急激に組織が破壊されてしまうような病気ではありません。歯茎がむずむずしたり、りんごをかじったら歯ぐきから血が出たり、口臭が急にするようになったりと症状が次第に現れてなんてきます。虫歯になると歯医者に行くのに、歯ぐきの炎症や出血はそのままにしてしまう人が多です。しかし、歯を失う原因の多くは歯周病にあるといわれています。歯周病は、歯と歯ぐきの間にバイ菌がたまって歯肉に炎症が起こり、さらに歯槽骨(アゴの骨)を溶かしてしまうこわい病気です。 痛みがありませんので、そのままにしてしまう人が多いですがこれは大間違いです。
●原因は?
もっとも大きな原因は歯の汚れです、歯垢のことを「プラーク」と言います。歯を爪でこすると爪についてくる黄白色のものが歯垢(プラーク)です。このプラークは大部分細菌(プラーク1rのなかに1億個の微生物がいるといわれております。)で構成されています。食事の後に歯磨きをしないと食べかすに細菌が繁殖してプラークになります。これらの細菌の出す毒素や刺激によって歯肉がおかされ歯槽骨がなくなってゆくわけです。
毎日の歯磨きで、歯の表面を磨くことも大切ですが、歯垢のたまりやすい歯ぐきと歯の間も気を付けて磨くようにしなければいけません。
又、喫煙者が重度の歯周病になる危険性は、非喫煙者の3倍とも言われています。タバコの煙に含まれる有害物質は、口の中の粘膜や歯肉からも吸収され、粘膜や細胞が正常に機能しなくなってしまいます。
そうなると細菌に対する抵抗力が弱まり、歯周病菌が増えてしまします。そして、歯周病の発症や進行が進む結果となります。
●予防
歯周病の原因は、歯と歯ぐきの間に入り込んだ歯垢。 まずはこれを取り除くために毎日の歯磨きが大切です。食後すぐに丁寧に歯磨きをする習慣をつけましょう。
さらに歯周病を予防するには、歯ぐきのマッサージも効果的です。歯ぐきにも毛細血管があり、血液や栄養素を運んでいます。歯ぐきが炎症を起こすと血液の循環が悪くなり、血液や栄養素がうまく運搬されなくなってしまいます。歯磨きをすると同時に、歯ぐきを歯ブラシでマッサージしたり、指でマッサージすることにより血行がよくなり、歯周病を予防できると考えられています。
食事の際には、よく噛んで唾液の分泌量を増やし唾液による細菌を洗い流す成分を活性化させる(炎症を起こしにくくする)事も大切です。
●歯周病に効く食べ物
○緑茶
食事中や食後にお茶を飲む事は、口の中の食べかすをきれいに洗い流すという効果があります。緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があり、虫歯の予防や口臭予防にも効果的と考えれています。
○機能性ガム
キシリトールを含むす機能性ガムが多く販売されています。これらは初期虫歯の再石灰化を促します。食後にガムを噛むことで食べかすを取り除いたり、口の中を虫歯のできにくい状態に保ったりする効果が期待でるようです。