大腸の運動が高まると水分の吸収が妨げられ、便の水分量が多く固まらないものや、水のような便の状態を下痢といいます。
食べ過ぎ・飲み過ぎや精神的なものが原因の場合もあれば、食中毒や伝染病のようなこわいものもあります。食べ過ぎや飲み過ぎ、お腹を冷やしたために起こる下痢は一時的で、安静にしてお腹を冷やさないようにしていれば大丈夫です。原因が精神的なものの場合も、一時的な症状でおさまることが多く、長く続かなければ心配はいりません。
気をつけなければいけないのは、高熱が出て激しい腹痛や、嘔吐と腹痛を伴う場合や、血便が混じっているような時で、ウイルス性腸炎や細菌性の下痢や食中毒などが考えられるので医師の治療が必要です。 黒くコールタールのような便は血が混ざった血便かもしれません。又小さな子供が下痢を繰り返しているときなどには、専門医にかかりましょう。
●下痢の対処療法
水分が便と一緒に排出されてしまうため、下痢がひどい時には、脱水症になります。これを防ぐために十分な水分を摂らなければいけないとされています。又なるべく食べ物は摂らないようにし、下痢がおさまったら半日から1日間ほどしてから、お粥などの、消化がよい流動食から食べ始めましょう。
●下痢に効く食べ物
下痢をしやすい時には、消化吸収が良く、腸への刺激が少なく物を食べましょう。又冷たいもの、繊維が多く消化が悪いもの、脂肪分の多いもの、刺激の強いものなどは避けましょう。
梅肉エキス
梅肉エキスを水でうすめて飲むと下痢止めになるといいます。作り方は、青梅をおろし器ですって木綿の袋で汁を搾ります。その汁を弱火で約2時間煮込み、汁が黒くなってトロリとすれば出来上がりです。最近は便利な瓶詰めや粒にして販売されているようです。
はちみつ
ハチミツに含まれるオリゴ糖は下痢に良いと言われています。
しそ
昔からしその葉は下痢止めの効果があると言われています。しその葉、切り刻んだしその歯をお湯で割って飲みます。しそ酢エキスを含んだサプリメントも販売されています。
れんこん
節の部分をおろした絞り汁を飲めば下痢止めに。また、細かく刻んで煎じて飲めば下痢の予防になるのだそうです。
りんご
りんごに含まれる食物繊維の一種ペクチンは腸を整える作用があり、便秘にも下痢にも有効とされています。特に下痢の時は、そのまま食べずにすりおろして食べましょう。
ヨーグルト
普段から下痢しやすい人は、整腸作用のあるヨーグルトを毎日食べましょう。ヨーグルトは、腸内の環境をよくしてくれるいろんな菌を含んでいます。糖分の取りすぎが気になる人はプレーンヨーグルトがお勧めです。