低血圧と違ってこわい病気につながりやすい高血圧は、遺伝、肥満、運動不足などの原因でおこる一次性高血圧と、腎臓の疾患やホルモン異常などの病気が原因でおこる二次性高血圧とあります。二次性高血圧は、原因の病気を治せば血圧も正常に戻るようです。しかし、一次性高血圧は、両親や血縁の人に高血圧のある人が多く普通は30代後半40代から起こります。
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のことで、最高血圧が140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満が正常値といわれています。常に、最高血圧160mmHg以上、最低血圧95mmHg以上の状態を高血圧と判断しているようです。
●高血圧の合併症
血管は年をとると弾力性がなくなり、硬くなるといわれています。これが動脈硬化と呼ばれる状態です。狭くなった血管では血液の流れが悪くなってしまい、それを改善しようと心臓はよりたくさんの血液を送ろうとします。その結果、血圧は更に上がってしまい、血管にも負担が増えていきます。
動脈硬化が進むと、血管が破れて出血したり、詰まってしまったりします。これが脳で起こることを脳卒中といい、その部分に関係する脳の働きが低下したり、働かなくなってしまったりと様々な症状が起こるようです。脳梗塞や、脳出血、くも膜下出血なども脳卒中のひとつです。
●高血圧に効く食べ物
高血圧を予防、改善するためには、適度な運動とバランスのよい食事が必要といわれています。塩分の摂りすぎ、アルコールの飲み過ぎ、食べすぎ、動物性脂肪のとりすぎに注意しましょう。

そば
そばに含まれているビタミンPの一種であるルチンは血管を丈夫にするといわれています。この他にもコレステロールを下げるといわれているナイアシンや、体内の出血を予防するビタミンKを含んでいて、高血圧、動脈硬化の予防にも効果があるとされています。これらの成分は水に溶けやすいのでそば湯も一緒に飲むとよいです。
トマト
ビタミン類とカリウムを含むトマトは、細胞をつないでいるコラーゲンを作ったり、血管を強くしたりする他、カリウムが体の中のナトリウムを排泄してくれるので、血圧を下げる効果もるといわれています。完熟の方が栄養があり、旬のものほど美味しく栄養価も高いといわれています。
アスパラガス
アスパラガスには、毛細血管を拡張し、血圧を下げる働きをするといわれているアスパラギン、アスパラギン酸が含まれています。これらは代謝を活発にし、疲労回復やガンの予防にも効果があるといわれています。この他にも、アスパラガスはビタミンやナイアシン、タンパク質をバランスよく含んでいて高血圧には有効な野菜です。ビタミンはゆでると水に溶けだしてしまうので、焼いたり炒めたりして食べましょう。
じゃがいも
じゃがいもは、ナトリウム(塩分)の排泄を促すといわれているカリウムを多く含んでいます。塩分の摂りすぎが気になる高血圧には、有効な野菜なのです。他にも、マグネシウムや食物繊維、ビタミン類を含んでいます。
りんご
じゃがいもと同様、カリウムが多く、体内のナトリウムの排泄を助け、血圧を下げる効果があるといわれています。さらにコレステロールを下げてくれる食物繊維ペクチンを含んでいます。皮ごと食べれば食物繊維が多くとれて効果が大きと考えられます。